研究課題
基盤研究(C)
本研究では、米軍基地の存在がどのように沖縄県民の「英語」に対する意識とその学習動機に影響しているかを調査した。軍雇用者128名と非軍雇用者153名から得たアンケート回答を分析し、次の点が明らかになった。(1)軍雇用者のほうが英語学習の必要性を強く認識している。(2)「沖縄人」という帰属意識を持つ回答者が大半であったが、基地問題を外へ向けて発信する道具として英語をとらえてはいない。また、10名にインタビューした結果、基地問題と沖縄における雇用の複雑な現状が浮き彫りとなった。
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