研究課題
基盤研究(C)
律令制の導入過程において、宗族組織、嫡庶の別、同居共産といった中国の父系制の諸要素が異なった解釈法によって形骸化した。かわりに本来高官の一特典に過ぎなかった資蔭制が継嗣法として重要な機能を持つようになったことが明らかになった。また、平安時代の相互扶助としての「後見」は、非夫方居住や個人所有制や照応した形で展開され、女性が相互関係において重要な中継的役割を果たしていたことが明らかになった。
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名古屋大学大学院・国際言語文化研究科『言語文化論集』
巻: 第34巻第2号 ページ: 1-19
巻: 第33巻第2号 ページ: 29-44
巻: 第32巻第1号 ページ: 17-29
名古屋大学国際言語文化研究科『異文化としての日本』
ページ: 143-152
名古屋大学国際言語文化研究科『言語文化論集』
巻: 第30巻第2号 ページ: 1-18
http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/nichigen/hikaku/hujie.html