研究課題
基盤研究(C)
戊辰戦争期の維新政府が、諸藩・国内民衆・外国人に対して行なった情報・宣伝活動を政治史的観点から分析し、その成果を公表した。とくに諸藩関係では、触頭制という情報伝達制度の重要性を指摘し、民衆関係では、画像史料も活用しながら、新政府軍の宣伝歌であるトコトンヤレ節の流布状況を解明した。外国人関係では、海外所在の未紹介史料を収集し、維新政府を悩ませたプロイセンの反政府的活動に関する新事実を明らかにした。
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佐倉市史研究
巻: 第25号 ページ: 5-20
Ferne Gefahrten : 150 Jahre deutsch-japanische Beziehungen(『遠来の友:日独修好150周年記念論文集』)
ページ: 61-67
歴史評論
巻: 第735号 ページ: 29-38
佐藤孝之編『古文書の語る地方史』天野出版工房
ページ: 182-192
明治維新史学会編『明治維新史研究9明治維新と史料学』吉川弘文館
ページ: 73-106