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2010 年度 実績報告書

第二次世界大戦後の「満洲引揚げ」とその歴史意識についての実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 21520667
研究機関滋賀大学

研究代表者

阿部 安成  滋賀大学, 経済学部, 教授 (10272775)

研究分担者 江竜 美子  滋賀大学, 経済学部, 助手 (50242970)
キーワード日本史 / 戦後 / 満洲 / 引揚げ / 歴史意識
研究概要

平成22年度には、(1)資料調査、(2)資料整理、(3)セミナー開催の3領域にわたる活動をおこなった。
(1)資料調査 昨年度に引き続き、国立国会図書館憲政資料室で「満洲引揚げ」にかかわる資料の調査をおこなった。同室所蔵「片倉衷文書」との関連で滋賀大学経済経営研究所所蔵「満洲引揚資料」の全体像をあきらかにする作業を進めている。また、国会図書館等で、刊行された「満洲引揚げ」の体験記や聞き取り記録の調査も始めた。
(2)資料整理 前記「満洲引揚資料」の詳細目録を作成するとともに、あらたに「満洲」と「満洲引揚げ」にかかわる図書・資料の寄贈をうけ、それらの目録作成を始めた。平成22年4月寄贈が図書およそ200点、平成22年年12月寄贈の図書と資料が29箱分となる。これらの寄贈図書・資料を公開することにより、滋賀大学経済経営研究所が「満洲引揚げ」にかかわる歴史資料の調査・研究の1つの拠点となるとの意義がある。
(3)セミナー開催 「満洲引揚資料」の活用について議論するセミナーを、(1)大学が所蔵する歴史資料の活用について、(2)「満洲移民」と「満洲引揚げ」の実証研究についての2つの観点から開催し、その成果を別記ペーパーや滋賀大学経済経営研究所のウェブサイトをつうじて公開した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2010 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] コメント2010

    • 著者名/発表者名
      阿部安成
    • 雑誌名

      記録と史料

      巻: No.20 ページ: 48-49

  • [雑誌論文] デジタル化の誘引2010

    • 著者名/発表者名
      阿部安成、平井孝典
    • 雑誌名

      滋賀大学経済学部Working Paper Series

      巻: 128 ページ: 1-9

  • [雑誌論文] 多声のエスノグラフィを記述する試み2010

    • 著者名/発表者名
      阿部安成
    • 雑誌名

      滋賀大学経済学部Working Paper Series

      巻: 133 ページ: 1-17

  • [備考]

    • URL

      http://mokuroku.biwako.shiga-u.ac.jp/WP/index.htm

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公開日: 2013-06-26  

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