研究課題
基盤研究(C)
本研究では、まず環境認識の語彙に関するデータベースを作成し、中世と近世の語彙を比較することで自然観の変容について見通しを立てた。また、住民が日常用いる地名からミクロな環境認識も確認した。動植物観に関しては、動植物が擬人化されるようになった15世紀に注目し、その背景となった動植物利用の変化を跡づけた。さらに、近世末期の農事記録を素材に、自然災害に対する認識とそれに基づく生業戦略のあり方を明らかにした。
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日本史研究
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国立歴史民俗博物館研究報告
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