研究課題
基盤研究(C)
古代首都の住民に共通するところの、災厄から逃れたいという願望に基づく宗教的な観念や行いに注目して、そこに当該期の公共性のあり方を見出した。そしてそれが、首都に足場を置く王権の基盤となったことを明らかにした。また、災厄の原因となる穢に関わる人びとの身分集団としての形成を説明するにあたって、そのような首都の公共性の観点からのアプローチが有効であることを示した。
すべて 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 図書 (1件)
大阪歴史学会『ヒストリア』
巻: 第228号 ページ: 72-97
史学研究会『史林』
巻: 第94巻3号 ページ: 93-109
木簡学会『木簡研究』
巻: 第32号 ページ: 151-163
栄原永遠男・西山良平・吉川真司編『律令国家史論集』
ページ: 227-248