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2011 年度 実績報告書

戦後社会運動史の実証的研究-北原泰作文書の分析を通して-

研究課題

研究課題/領域番号 21520706
研究機関社団法人部落問題研究所

研究代表者

廣川 禎秀 (広川 禎秀)  社団法人部落問題研究所, 研究員 (30047237)

キーワード社会運動史 / 北原泰作文書 / 部落解放全国委員会 / 高度成長期 / 地域共闘
研究概要

本研究の最終年度である平成23(2011)年度は、研究代表者廣川禎秀(広川禎秀)の統括の下、10名の連携研究者(梅本哲世、尾川昌法、奥山峰夫、佐々木隆爾、鈴木良、竹末勤、能川泰治、坂井田徹、西尾泰広、一盛真)の参加をえて、以下の通り研究を推進した。
1.北原泰作文書の整理作業では、研究協力者として前年度に引き続き本井優太郎の参加をえて、目録カードの整理・確認とコンピューターへの入力作業を進めた。その結果、入力作業を完了させることができた。
2.北原泰作文書研究会において北原文書資料の読解作業を行い、資料集刊行の準備を進めた。同作業による成果として、連携研究者西尾泰広が『部落問題研究』198輯に史料紹介を発表した。
3.北原文書研究会例会は、2011年4月29日、8月20日、10月22・23日、12月10日、2012年1月21日、3月17日の計6回(7日間)開催し、研究代表者廣川禎秀や連携研究者坂井田徹(森下徹)、同鈴木良らが報告をおこなった。
4.研究組織参加者は各自の分担テーマに関する研究を進めた。それらの成果として、研究代表者廣川禎秀が『部落問題研究』200輯に論文を発表したほか、廣川(広川)と連携研究者坂井田(森下)徹が図書(共著『戦後社会運動史論(2)』)のなかで論考をそれぞれ発表した(広川禎秀「高度成長期の社会運動史の方法と課題」、森下徹「一九六〇年代前半における地域共闘の展開」)。
5.研究代表者廣川禎秀らが本研究に関する資料の調査・収集作業をおこなうとともに、本研究推進に必要な基礎資料と図書の収集もおこなった。
以上の作業を通じて本研究を推進し、3年間にわたる研究期間を終了することができた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 部落問題研究の新段階2012

    • 著者名/発表者名
      廣川禎秀(広川禎秀)
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 200輯 ページ: 2-13

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 史料紹介北原泰作文書(その6)部落解放全国委員会関係史料(その2)2011

    • 著者名/発表者名
      西尾泰広
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 198 ページ: 83-106

    • 査読あり
  • [図書] 戦後社会運動史論(2)-高度成長期を中心に-(廣川禎秀ほか編)【共著】2012

    • 著者名/発表者名
      廣川禎秀(広川禎秀)、坂井田徹(森下徹)
    • 総ページ数
      廣川禎秀:12-50 坂井田徹:142-174(302)
    • 出版者
      大月書店

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公開日: 2013-06-26  

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