研究課題
基盤研究(C)
10-16世紀ラージャスターンおよびグジャラートの地域王権について、勅書に見られるサンスクリット語から地方語への公用語の転換を柱に、国家システムの変化とそのメカニズムを論究した。その結果、10~13世紀の地域王権はサンスクリット文化を基盤に非在地的性格を帯びていたが、14世紀後半から現れる地域王権はその性格を大きく変えて地域性を強く志向するようになることが明らかにされた。16・17世紀以降の地域政権の政治的集権化のプロセスや城郭都市建設の進行も、また同時代のラージプート政体であるクラン・システムも王権の地域性志向の中で説明できることを示した。
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