研究課題
基盤研究(C)
1910年代前半インドネシアの交易を担った主力はオランダ、蘭印、英国船籍の大型蒸気船だったが、大戦勃発によって船腹不足が深刻化し、17~ 18年がピークだった。これにより蘭印の対ヨーロッパ貿易は激減したが、対アジア、対米貿易の拡大がこれを埋めた。これとともに、この時期には日本船の蘭印航行が急増した。船舶の出入港にはきわめて大きな地域差があり、大規模港で船腹不足が深刻なのに対して、マレー半島に近接する諸港ではそれは見られなかった。
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史学研究
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社会経済史学
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広島東洋史学報
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