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2010 年度 実績報告書

宋―明期の江南における小経営発展と里甲制体制下の階層構成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21520723
研究機関熊本大学

研究代表者

伊藤 正彦  熊本大学, 文学部, 准教授 (50253711)

キーワード東洋史 / 経済史 / 小経営 / 里甲制 / 階層構成 / 安徽省博物館 / 賦役黄冊 / 現地調査
研究概要

計画通り,安徽省博物館所蔵の賦役黄冊関係文書の閲覧を完了するとともに,文書史料の舞台となった現在の休寧県陳霞周辺地域の農業景観の現地調査を研究協力者(中国社会科学院歴史研究所研究員の欒成顕氏,安徽大学徽学研究中心教授の卞利氏,日本工業大学非常勤講師の楊纓氏)の協力のもとに連携研究者(鹿児島大学法文学部准教授の大田由紀夫)と行なった。調査費用等が多額にのぼったため,予定していた国内での中間報告会は開催することはできなかったが,賦役黄冊関係文書の記載データを整理して『万暦27都5図黄冊底籍記載データ』(A4サイズで約800枚にのぼる)を作成し,分析を進めた。その成果の一部は,2010年12月開催の国際学術会議「近代以前中国的社会与国家研討会」(台湾政治大学歴史系会議室)で「『萬暦徽州府休寧県27都5図黄冊底籍』初探」と題して報告し,報告論文を提出した。
研究代表者と連携研究者(鹿児島大学法文学部准教授の大田由紀夫,愛知大学文学部准教授の長井千秋)のいずれも各自の具体的な研究課題の分析を進め,最終年度の研究成果報告書作成の準備を整えており,2年目の目標を十分に達成することができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 《萬暦徽州府休寧県27都5図黄冊底籍》初探2010

    • 著者名/発表者名
      伊藤正彦
    • 学会等名
      近代以前中国的社会与国家研討会
    • 発表場所
      台湾政治大学歴史系会議室
    • 年月日
      2010-12-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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