研究課題
基盤研究(C)
本研究は、明治期日本の代表的な東洋史教科書である桑原隲蔵の『中等東洋史』の漢訳本を可能な限り調査・収集し、桑原東洋史の歴史叙述の特徴を考察したうえで、原著とその漢訳本との比較分析を通じて、日本の「東洋史」がなぜ清末期の中国で「中国史」と見なされ、どのような翻訳・改編を経て「中国史」になったかを明らかにした。
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愛知県立大学外国語学部紀要(地域研究・国際学編)
巻: 第43号 ページ: 61-82
『東亜近代知識與制度的形成』国際シンポジウム
ページ: 123-181
黄東蘭編『再生産的近代知識』
巻: 第四号 ページ: 123-154
巻: 第42号 ページ: 143-165