研究課題
基盤研究(C)
イランの中でもとくにクルド系住民が多数を占めるイラン西部に焦点を当て、近世から近代にかけての政治・社会変動を踏まえながら、地主=農民関係の変容を解明するための基礎研究を行った。まず、当時この地域を支配していたクルド系諸侯とイラン中央政府との関係がどのように変化し、そのことが在地社会の権力構造にどのような影響を与えたのかを検証した。さらに、一クルド系在地エリートによる不動産集積の実態とその意図を明らかにし、彼らと彼らが所有する村落住民との関係について一定の推論を行った。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (10件)
Kürt Tarihi
巻: 7(Haziran-Temmuz) ページ: 28-33
アジア・アフリカ言語文化研究
巻: 86号 ページ: 31-54
Studia Iranica
巻: 41 ページ: 101-132
歴史学研究
巻: 885号 ページ: 157-166