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1. 2011年2月14日に昆明市にある自宅を訪問、楊徳慧女士への「インタビュー」を実施した。
楊杰関係の原史料について、また楊恭本人の印象、陸大との関係について直接楊徳慧女士本人から、話を聞くことができた。初対面だったこともあり、史料に関しては詳細を聞き出せなかったものの、楊杰に関する未知の事実を知ることができた。生家訪問と墓参を含めた楊杰関連遺跡の調査は時間的な制約もあり、残念ながら調査見学ができなかった。
2. 前年度までに収集した陸大関係資料の整理と分類、史料の精読によって把握したデータを年表形式でまとめる作業はほとんど進展させることができなかったが、これまでの調査と研究の進展を利用して、南京国民政府時期の陸軍大学に関する論考を発表することができた。
3. 2010年5月16日に、軍事史学会第44回年次大会で個人研究発表を行った。
4. 所属機関の長期休暇を利用して、中国南方の資料収集と調査を実施する予定であったが、実施しなかった。中国第二歴史档案館は档案整理中のために閲覧希望档案を閲覧できるか否かが不透明だった点がその理由である。南京図書館も同様に閲覧情報が不明なため調査は見合わせた。
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