研究課題
基盤研究(C)
本研究は、「メイクシフト・エコノミー」makeshift economy 概念に依拠しながら、産業革命期イギリスの貧困と福祉に関する社会史的研究を行うものである。具体的には、貧民に関する「パーソナル・ナラティヴ」「エゴ・ドキュメント」と呼ばれる史料を用いながら、貧困の原因、貧民の生存維持の手段、生存戦略を発見し、またそれらを言語論的転回以降の文化史研究の視座のなかにも位置づけ、「貧民の語り」のレトリックの分析を行うものとなった。
すべて 2014 2013 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (12件) 図書 (2件)
西洋史学
巻: 251号
特集ピーター・バークの仕事『思想』
巻: 1074号 ページ: 6-20
Quadrante(東京外国語大学海外事情研究所編)
巻: 第15号 ページ: 11-18
多宗教・多文化の歴史研究所(明治大学)『多宗教・多文化の歴史研究所ディスカッション・ペーパー』
巻: No.2 ページ: 3-29
歴史評論
巻: 537号 ページ: 67-79
思想
巻: 1036号 ページ: 146-160