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2009 年度 実績報告書

ドイツ近代における市民社会と国民国家、そして戦争

研究課題

研究課題/領域番号 21520738
研究機関新潟大学

研究代表者

松本 彰  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (50165875)

キーワード国民国家 / 市民社会 / 戦争 / ドイツ史 / 中部ドイツ
研究概要

2009年8月19日から26日まで、代表者松本彰、連携研究者野村真理、森田直子は、ドイツ中部地方(テューリンゲン州、ザクセン・アンハルト州、ザクセン州)の研究調査を行った。ライプツィヒ諸国民戦争記念碑と記念館、市庁舎におけるライプツィヒ大学創立600周年記念展示、アイゼナハのバッハ記念館、ヴァルトブルク、ブルシェンシャフト記念碑、デーリッチュのシュツルツ・デーリッツ記念館、ケーテンのバッハ記念館、博物館、フライブルクのヤーン記念館、ドレースデンの衛生博物館、歴史博物館、デッサウのモーデス・メンデルスゾーン記念館、ユダヤ人墓地など重要な史跡、資料館を調査し多くの成果を得た。ハレ大学と東京大学の共同大学院プロジェクト(IGK)との研究交流も行った。12月5日に連携研究者丸畠宏太が参加している科学研究費プロジェクト「ヨーロッパの中の軍隊」主催の研究会で、松本は報告「近代ドイツにおける戦死者の記念-戦争墓と栄誉の碑・警告の碑」を行い、ハレ大学から招いたティノ・シェルツ氏がコメントを行った。2010年1月11日に新潟でプロジェクト研究会を行い、代表者連携研究者全員が参加して、ゲストとして東大院生穐山洋子氏の報告と討論、夏の研究調査旅行の総括と今後の課題について、議論した。2月20日、音楽学研究会において、松本は「19世紀ドイツの市民社会と国家」、「市民社会と芸術-音楽におけるコメモレーション」の報告を行った。前記の「ヨーロッパの中の軍隊」プロジェクトは3月21,22日にも、ドイツからポツダム大学教授ラルフ・プレーヴェ、プロイセン枢密古文書館館長ユルゲン・クロースターフース氏を招いて、国際シンポジウム「新しい軍事史」の課題と方法」を開催し、これにも松本彰、ティノ・シェルツ氏が参加した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ドイツ記念碑論争2009

    • 著者名/発表者名
      松本彰
    • 雑誌名

      ドイツ研究 43

      ページ: 4-18

    • 査読あり
  • [学会発表] 近代ドイツにおける戦死者の記念2009

    • 著者名/発表者名
      松本彰
    • 学会等名
      「軍隊と社会の歴史」研究会
    • 発表場所
      駒澤大学大学会館246-6
    • 年月日
      2009-12-05

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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