• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

イスラエルとディアスポラ―カネとモノの流れとパレスチナ問題

研究課題

研究課題/領域番号 21520760
研究機関学習院女子大学

研究代表者

武井 彩佳  学習院女子大学, 国際文化交流学部, 准教授 (40409579)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワード西洋史 / ユダヤ人 / イスラエル / 補償 / パレスチナ問題
研究概要

本研究の目的は、ホロコースト後のユダヤ世界において、ディアスポラのユダヤ人社会がいかにイスラエルを政治的・金銭的に支援したのかを解明することにある。当初は平成21~24年度の4年間で研究が終了するはずであったが、24年度に予定していたイスラエルへの渡航を国際情勢の変化のために見合わせたため、補助金の未消化が生じ、25年度へと繰越を行った。このため25年4月から10月までへと研究期間を延長した。繰越額は約26万円と少額であったため、主に図書の購入に充てた。
本年度(期間を延長した25年度)の研究は、主に前年度までに海外で収集した史料の整理と読み込みを中心とした。WEBジャーナルに2本論文を発表したほか、国内の学会で報告を行った。さらに、本研究を発展させる意図で、ホロコースト前後のユダヤ史を架橋する必要があるという、同じ研究意識を共有する研究者と勉強会を行った。本研究の問題意識と方向性は、平成26年度より始まった基盤研究C共同研究、「戦後ユダヤ世界の形成とパレスチナ問題の『否・解決』-学際的研究をめざして」(研究代表者:野村真理)に引き継がれている。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件) 図書 (2件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] ドイツとイスラエルの和解とパレスチナ問題2013

    • 著者名/発表者名
      武井彩佳
    • 雑誌名

      シノドス(WEB)

      巻: 2013.10.08 ページ: WEB

  • [雑誌論文] ドイツの「強いマイノリティ」――戦後ユダヤ人社会の形成2013

    • 著者名/発表者名
      武井彩佳
    • 雑誌名

      シノドス(WEB)

      巻: 2013.11.25 ページ: WEB

  • [学会発表] 人の強制移動(排除)と財産移転――ホロコースト前後の民族ドイツ人とユダヤ人を比較して

    • 著者名/発表者名
      武井彩佳
    • 学会等名
      現代史研究会
    • 発表場所
      法政大学 東京都千代田区
  • [図書] イスラエルを知るための60章2012

    • 著者名/発表者名
      立山良司
    • 総ページ数
      361
    • 出版者
      明石書店
  • [図書] ホロコースト・スタディーズ2012

    • 著者名/発表者名
      ダン・ストーン著 武井彩佳訳
    • 総ページ数
      394
    • 出版者
      白水社
  • [備考] ドイツとイスラエルの和解とパレスチナ問題

    • URL

      http://synodos.jp/international/5768

  • [備考] ドイツの「強いマイノリティ」――戦後ユダヤ人社会の形成

    • URL

      http://synodos.jp/international/6236

URL: 

公開日: 2015-05-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi