研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ホロコースト後のユダヤ世界におけるカネとモノの流れを究明し、同胞からの寄付や迫害に対する補償といった名目で欧米からイスラエルへ流れ込んだ物資や資金が、ホロコースト生存者の再生を助ける一方で、他方ではこれがイスラエルを強化し、同時にパレスチナ問題の継続につながったか、物的な側面からの解明を試みた。この結果、ホロコースト後の欧米社会全体が、政治的・金銭的にイスラエルを支えてきたことが明らかとなったが、米国ユダヤ人社会からの金銭的援助の規模は、史料上の問題もあり判明しなかった。予定されたイスラエルでの研究滞在を政治状況により断念したため、イスラエル内部での外部資金の解明も進まなかった。
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シノドス
巻: (WEB)
World History Studies and World History Education : The Proceedings of the First Congress of the Asian Association of World Historians
巻: (CD-ROM)
学習院女子大学紀要
巻: 第12号 ページ: 27-44
月刊イスラエル
巻: 第42巻1号 ページ: 6
http://synodos.jp/international/6236http://synodos.jp/international/5768