研究課題
基盤研究(C)
本研究では,近世薩摩焼の考古学的研究の再構築をはかるとともに,近世窯跡の考古学的調査に地下探査を組み込んだ調査方法の確立を目的とした。鹿児島県日置市美山・苗代川窯跡群において事前に地下探査を行い,調査地点を選定した上で発掘調査を実施した結果,地表面からは窯体が視認できない地点において窯体を確認することができた。近世薩摩焼研究に大きな成果をあげるとともに,近世窯跡における地下探査の有効性を実証した。
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やきものづくりの考古学-鹿児島の縄文土器から薩摩焼まで-
ページ: 18-37
考古学と陶磁史学-佐々木達夫先生退職記念論文集
ページ: 83-93