研究課題
基盤研究(C)
本研究は,主権国家の境界空間,いわゆるボーダーランドに位置するバスク地方が,領域として実体化する様子を,ボーダースケープという景観概念を導入して分析することを目的とした。バスク自治州,ナバラ自治州を中心に現地調査を実施し,ボーダースケープの生産に関与する諸アクタと空間の相互作用を明らかした。ボーダースケープの指標として基礎自治体名称変更のバスク語化に注目して分析したところ,様々な主体の関与によるボーダースケープの生産過程が観察された。
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共立国際研究
巻: 27 ページ: 1-25
新地理
巻: 58(2) ページ: 30-41
巻: 26 ページ: 53-73