研究課題
基盤研究(C)
本研究は20世紀前半期のうち満州事変期までの満州地域(以下満州)についての地域構造について、1901年に上海に設立された東亜同文書院の学生達の調査旅行報告書をベースに明らかにしようとした。当初森林や草原の卓越がみられたが、ロシアによる東支鉄道開設とそれに付された東清鉄道さらにその南支線(満鉄)開設が漢民族の出稼ぎ者増と農地開拓、鉄道結節点へのロ・漢・日の商人や事業所の流入による都市形成で局地的な都市・農村関係が生まれ、満州地域構造の基盤が形成された。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (6件) 学会発表 (4件) 図書 (4件)
同文書院記念報(愛知大学)
巻: VOL. 20 ページ: 112-118
愛知大学東亜同文書院大学オープンリサーチセンター年報
巻: 5号 ページ: 123-134
巻: 5号 ページ: 75-86
愛知大学東亜同文書院大学記念センター年報
巻: 4号 ページ: 1-45
巻: 4号 ページ: 123-148
巻: 3号 ページ: 339-354