研究課題
基盤研究(C)
マレーシア、サラワク州の遊動プナン人は、野生のサゴヤシを主食として、数十人単位の集団で移動する狩猟採集民である。しかし、1990年代に居住地周辺の熱帯雨林は商業伐採の対象となり、彼らの生活環境は悪化している。その一方、企業や政府、NGOなど外部アクターとの接触が増え、遊動プナン人は定住や栽培という生活戦略を部分的にとり入れ始めた。しかし、プナン人は現在もなお野生のサゴヤシを得るため一定の遊動性を確保する基本的な生活戦略を採っている。
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人文・社会科学分野G. E.プロジェクト「環境」への人文・社会科学的アプローチ~
ページ: 10-15
ページ: 59-65
東京大学総合科学研究科提出博士学位論文
ページ: 1-174