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2012 年度 研究成果報告書

先史土器復興を中心とするブラジル・アマゾン先史文化の現代的利用の人類学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 21520822
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 文化人類学・民俗学
研究機関九州大学

研究代表者

古谷 嘉章  九州大学, 比較社会文化研究院, 教授 (50183934)

研究期間 (年度) 2009 – 2012
キーワードブラジル / アマゾン / 先史文化 / 土器 / 陶器生産 / 地域的アイデンティティ / 物質性 / 遺跡
研究概要

ブラジル・アマゾンにおいて先史文化が、近年、さまざまなかたちで利用され始めている。この現象を「先史文化の現代的利用」ととらえ、1960年代に始まる「先史土器復興」(先史土器をモデルとする複製や民芸品などの制作)を焦点として、文化人類学的実態調査によって、その実態を明らかにした。陶器生産による経済振興や、先史文化を援用しての行政による地域アイデンティティ強化の試みなどの結果、先史土器の意匠が町中に氾濫するなかで、現在の住民と先史文化のあいだに、「断続」とでも呼びうる興味深い結びつきが生まれつつある。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2012 2010 その他

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] 人類学がとりくむべき物質性とは何か2012

    • 著者名/発表者名
      古谷嘉章
    • 雑誌名

      民博通信

      巻: 136号 ページ: 20-21

  • [雑誌論文] 物質性を文化人類学する2012

    • 著者名/発表者名
      古谷嘉章
    • 雑誌名

      月刊みんぱく

      巻: 10月号 ページ: 10-11

  • [雑誌論文] ゴミと物質性2012

    • 著者名/発表者名
      古谷嘉章
    • 雑誌名

      民博通信

      巻: 139号 ページ: 24-25

  • [雑誌論文] 物質性の人類学に向けて2010

    • 著者名/発表者名
      古谷嘉章
    • 雑誌名

      社会人類学年報

      巻: 36巻 ページ: 1-23

    • 査読あり
  • [学会発表] Neo-Marajoara:アマゾン先史土器のモダニズム2012

    • 著者名/発表者名
      古谷嘉章
    • 学会等名
      第33回日本ラテンアメリカ学会定期大会
    • 発表場所
      中部大学
    • 年月日
      20120000
  • [備考] 研究講演「A Ceramica na Amazonia」(アマゾンにおける陶器)(連邦マラニョン大学、ブラジル連邦共和国サンルイス市)2012年3月21日。

  • [備考] 研究報告「A Ceamica e Cultura Popular na Amazonia Brasileira」(ブラジル・アマゾンの陶器生産と民衆文化)(州立パウリスタ大学、ブラジル連邦共和国サンパウロ市)2013年3月14日。

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公開日: 2014-08-29  

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