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2012 年度 研究成果報告書

近代日本土地所有権構造の形成と変容-土地と「ムラ」の法史学

研究課題

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研究課題/領域番号 21530013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 基礎法学
研究機関法政大学

研究代表者

川口 由彦  法政大学, 法学部, 教授 (30186077)

研究期間 (年度) 2009 – 2012
キーワード土地所有 / 調停 / 地租改正 / 年貢 / 地主小作関係
研究概要

江戸時代の領主・百姓関係は中世以来の重層的土地所有権構造を再編したものであった。重層的土地所有権とは、一つの土地につき一人のみ所有権者がいるという近代民法にみられる「一物一権」の構造とは異なって、一つの土地の上には複数の土地所有権者がいるという構造であった。明治期の地主小作関係においても、依然として重層的土地所有権を維持し、これを変容させようとした第一次大戦後の小作立法もこの所有権構造を変革することはできなかったのである。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 小作争議と小作調停-群馬県山田郡毛里田村の事例(2)2012

    • 著者名/発表者名
      川口由彦
    • 雑誌名

      法学志林

      巻: 109巻 ページ: 108-148

  • [雑誌論文] 小作争議と小作調停-群馬県山田郡毛里田村の事例(1)2011

    • 著者名/発表者名
      川口由彦
    • 雑誌名

      法学志林

      巻: 108巻 ページ: 146-196

  • [図書] 調停の近代2011

    • 著者名/発表者名
      川口由彦
    • 総ページ数
      138-417
    • 出版者
      勁草書房

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公開日: 2014-08-29  

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