研究課題
基盤研究(C)
被害者参加制度は、刑事訴訟の本来の機能とは無関係に、それと矛盾しない限度において、被害者が刑事訴訟に関与すること自体から得られる心情等の安定を実現するための「被害者の福祉」のための制度である。公判傍聴および弁護人等への調査によれば、おおむね刑事訴訟の本来的な機能を阻害しない運用がなされているが、特に否認事件において、被害者の関与が防御活動を萎縮させるなどの問題がある。これを改善するためには、罪責認定過程と量刑過程の手続二分が必要である。
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季刊刑事弁護64号、現代人文社
ページ: 108-111
ページ: 111-112
季刊刑事弁護63号、現代人文社
ページ: 196-197
季刊刑事弁護60号、現代人文社
ページ: 191-193
季刊刑事弁護、現代人文社
巻: 59号 ページ: 207-208
季刊刑事弁護59号、現代人文社
ページ: 214-216
http://www.ls.kagoshima-u.ac.jp/staff/h-nakaji/