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2009 年度 実績報告書

共同性の再構築に関する思想研究

研究課題

研究課題/領域番号 21530124
研究機関熊本大学

研究代表者

岩岡 中正  熊本大学, 法学部, 教授 (70136711)

キーワード脱近代 / 共同性 / 地域形成 / 石牟礼道子 / 新しい価値観 / 21世紀への応答
研究概要

21年度は「脱近代の思想と新しい価値観の創出」を主題に、以下の3つの研究を行った。
1. 「石牟礼道子の近代批判と新しい価値」の研究では、平成21年5月30日、くまもと県民交流館で一般公開で、シンポジウム「石牟礼道子-21世紀への応答」を開催。海外からリヴィア・モネ教授(トロント大学)、国内からブルース・アレン教授(清泉女子大)ら6人の報告者を招き、岩岡は司会と報告を行い、グローバルな視点から石牟礼の脱近代思想について研究交流し、その内容は熊日新聞でも大きく報じられた。
2. 「反近代の思想史と現代」の研究では、日本思想における反近代思想と共同性の回復について考察し、査読論文「共同性の再構築-高濱虚子の共同性思想」(『法と政策をめぐる現代的変容」成文堂、平成22年3月)として出版した。
3. 「ことば・思想・価値と地域形成」の研究では、査読論文「ことばと地域形成-共同性の再構築に向けて」(「熊本法学」119号、平成22年3月)を出版するとともに、平成21年11月18日、埼玉大学の後藤和子教授他を招いて、熊本大学で文化政策研究会「これからの熊本の文化運動と文化政策-ルネッサンス運動を中心に」を開催し、文化による共同性の形成に関する研究を行い、その成果を報告書(平成22年1月)にまとめた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] ことばと地域形成―共同性の再構築へ向けて2010

    • 著者名/発表者名
      岩岡中正
    • 雑誌名

      熊本法学 119号

      ページ: 111-130

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 共同性の再構築―高濱虚子の共同性思想2010

    • 著者名/発表者名
      岩岡中正
    • 雑誌名

      法と政策をめぐる現代的変容(成文堂) 1

      ページ: 365-386

  • [学会発表] 石牟礼道子と21世紀への応答―和解・存在・希望2009

    • 著者名/発表者名
      岩岡中正
    • 学会等名
      シンポジウム「石牟礼道子―21世紀への応答」
    • 発表場所
      くまもと県民交流館
    • 年月日
      2009-05-30

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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