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2011 年度 研究成果報告書

近代市民社会と宗教-その思想史的考察

研究課題

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研究課題/領域番号 21530131
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 政治学
研究機関立教大学

研究代表者

吉岡 知哉  立教大学, 法学部, 教授 (90107491)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード市民社会 / 政教分離 / 所有 / 自由主義 / 啓蒙思想 / キリスト教 / 政治経済学
研究概要

近代社会契約論は近代市民社会と国民国家に世俗的な正統性を与えるが、同時に疑似宗教的な権威をも付与する。J.ロックによれば、「神の作品」としての人間は自分の身体とその活動の成果を彼の所有物とする。身体の安全と所有を保全するために形成される政治社会は神の創造の秩序に由来しているのである。ルソーの公民宗教では道徳が宗教と分離され、道徳は国家の、宗教は市民社会に属するものとなる。このため、19世紀には公教育と家族が様々な形で問題とされたのである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] エミールとそら豆2009

    • 著者名/発表者名
      吉岡知哉
    • 雑誌名

      思想

      巻: 1027号 ページ: 116-136

  • [図書] 『ルソーを学ぶ人のために』、「第7章「政治制度と政治-『社会契約論』をめぐって」2010

    • 著者名/発表者名
      吉岡知哉
    • 総ページ数
      328
    • 出版者
      世界思想社

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公開日: 2013-07-31  

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