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2011 年度 研究成果報告書

ベトナム介入をめぐる外交・軍事・政治力学

研究課題

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研究課題/領域番号 21530145
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関筑波大学

研究代表者

松岡 完  筑波大学, 人文社会系, 教授 (30209514)

研究期間 (年度) 2009 – 2011
キーワード外交史 / 国際関係史
研究概要

本研究はベトナム戦争本格化直前の1963年に焦点を当て、外交・軍事・政治の3つの視点からケネディ政権のベトナム政策を検証した。ケネディの冷戦緩和政策は多くの限界を内包しており、早期撤退の実現は不可能だった。ゲリラ戦争勝利のため反乱鎮圧戦略を採用したが、南ベトナム政府軍の強化に失敗した。南ベトナムの政治危機を解決できず、軍によるゴ・ジン・ジェム政府打倒クーデターを是認した。これらが戦争のアメリカ化・泥沼化への道を用意した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010 2009

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] ジョン・F・ケネディの中国政策-アジア冷戦とベトナム戦争2011

    • 著者名/発表者名
      松岡完
    • 雑誌名

      国際公共政策論集

      巻: 86 ページ: 1-19

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ケネディ外交と冷戦-対ソ和解か対決か2010

    • 著者名/発表者名
      松岡完
    • 雑誌名

      国際公共政策論集

      巻: 26 ページ: 1-13

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ジョン・F・ケネディと南ベトナム中立化構想2010

    • 著者名/発表者名
      松岡完
    • 雑誌名

      アメリカ研究

      巻: 44 ページ: 59-75

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ベトナム戦争初期における山岳民族部隊2009

    • 著者名/発表者名
      松岡完
    • 雑誌名

      軍事史学

      巻: 45 ページ: 118-133

    • 査読あり
  • [図書] ヴェトナムにおける国家建設の試み2010

    • 著者名/発表者名
      松岡完
    • 総ページ数
      63-92
    • 出版者
      管英輝(編著)、法政大学出版局、冷戦史の再検討

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公開日: 2013-07-31  

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