研究課題
基盤研究(C)
本研究はベトナム戦争本格化直前の1963年に焦点を当て、外交・軍事・政治の3つの視点からケネディ政権のベトナム政策を検証した。ケネディの冷戦緩和政策は多くの限界を内包しており、早期撤退の実現は不可能だった。ゲリラ戦争勝利のため反乱鎮圧戦略を採用したが、南ベトナム政府軍の強化に失敗した。南ベトナムの政治危機を解決できず、軍によるゴ・ジン・ジェム政府打倒クーデターを是認した。これらが戦争のアメリカ化・泥沼化への道を用意した。
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国際公共政策論集
巻: 86 ページ: 1-19
巻: 26 ページ: 1-13
アメリカ研究
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軍事史学
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