研究分担者 |
阿比留 正弘 福岡大学, 経済学部, 教授 (20175897)
今泉 博国 福岡大学, 経済学部, 教授 (30151666)
鍵原 理人 福岡大学, 経済学部, 准教授 (70352226)
米田 清 福岡大学, 経済学部, 教授 (90320267)
渡辺 淳一 福岡大学, 経済学部, 教授 (40230966)
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研究概要 |
囚人のジレンマの利得構造のもとで,プレイヤーの先手/後手はランダムに決められ,先手が「非協力」を選択するときにのみその行動が後手によって観察されるとする.このとき,利得構造が一定の条件を満たせば,どちらのプレイヤーも「協力」をプレイするナッシュ均衡が存在する.本研究の目的は,通常の囚人のジレンマに比べて,この修正された囚人のジレンマにおいて協力の可能性が高まるという仮説を検証することにある.実験の結果,非協力の誘因が一定の範囲にあるとき,この仮説は有意水準1%で支持された.
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