研究課題
基盤研究(C)
本研究は,東アジアに特徴的である垂直的な貿易構造の下で,自由貿易協定(FTA)を締結することが加盟国・非加盟国の経済厚生にどのような影響を与えるのかを理論的に分析する。中間財を輸出する1国と最終財を輸出する1国の間でFTAが締結されるという3国モデルを考える。FTAの締結によって,加盟国と非加盟国の3国すべての経済厚生が増加するケースもあるが,ほとんどのケースでは, 3国のうちいずれかの国の経済厚生が減少することになる。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (6件)
現代経済理論と政策の諸問題
ページ: 104-114
Progress in Economics Research
巻: Vol.25 ページ: 201-214
Journal of the Japanese and International Economics
巻: Vol.24, No.4 ページ: 569-585
DOI:10.1016/j.jjie.2010.03.002
Trade Liberalization and Protectionism
ページ: 207-231
Review of International Economics
巻: (未定)