| 研究概要 |
今年度の主な成果は次の3本の論文である。
(1)The Impact of Exchange Rates on the Korean Exports:Focusing the possibility of structural changes,Journal of Market Economy,vol.40,no.1,pp.27-49.本論文は貿易量に及ぼす韓国為替レートの影響に構造変化があった事を議論する。
(2)Measuring Hisalignments in the Korean Exchange Rates,unpublished manuscript.本論文は韓国為替レートのミスアラインメントを測定した。測定結果、韓国為替レートは2005年1分期から2007年4分期までには均衡値より高評価されていて、2008年2分期から2009年3分期までには均衡値より低評価されていたのが分かった。2011年4月、ジャーナルに提出予定。
(3)Dynamics of a market with market participants switching their expectation formation functions,unpublished manuscript.本論文ではヘテロジーニアスな期待を仮定したモデルがホモジーニアスな期待を仮定した既存のモデルより良いパフォーマンスを見せている事を検証した。本論文で構築されたヘテロジーニアスな期待モデルを韓国為替レートに応用する予定である。
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