研究概要 |
今年度の主な成果は次の4本の論文である。 (1)The impact of the China Renminbi on Korean and Japanese Exports to the United States,Korea and the Word Economy,vol. 12,no.3,pp.425-455.本論文は韓国の貿易量に及ぼす中国為替レートの影響を究明した。 (2)Measuring Misalignments in the Korea Exchang Rates,ERINA Discussion Paper,1102e. 本論文は韓国為替レートのミスアラインメントを測定した。現在、Japan and the World Economyにrevisionを依頼され、2012年4月にrevisionを提出予定 (3)Expectation formation functions and price dynamics.'Dynamics of a market with market participants switching their expectation formation functions'のrevision。2011年10月には東京大学で、12月には早稲田大学で発表され、2012年8月ジャーナルに提出予定。 (4)Heterogeneous expectations and the Korea exchange rete.(3)の論文で構築されたヘテロジーニアスな期待モデルを韓国為替レートに応用した。2007年以降の韓国為替レートの動きの説明が十分ではないためまだrevision中である。
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