研究課題
基盤研究(C)
1982年から2009年までのデータで計測した結果、韓国の為替レートは2005年の1分期から2007年の4分期までは均衡値より相当高く評価されていたのが、2008年の2分期から2009年の3分期までは均衡値より相当低く評価されていた事が判明した。韓国為替レートのミスアラインメントを説明するため三つの価格決定モデルを検討した結果、ヘテロジーニアスな期待を仮定したモデルが他のモデルより価格変動に対する説明力が高かった。そのヘテロジーニアスな期待モデルを韓国の為替レートに適用した結果、既存のモデルよりは説明力があるが、韓国の為替レートの過度の変動性を説明するためには他の説明変数も必要であることが示唆された。
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ERINA Discussion Paper
ページ: 1102e
Korea and the World Economy
巻: vol.12, no.3 ページ: 425-455
Journal of Market Economy
巻: vol.40, no.1 ページ: 27-49