研究課題
基盤研究(C)
本研究では、途上国でフォーマルな制度を補完するために機能しているといわれる社会的・文化的強制力や財閥制度の機能を捉えるため、これらの諸要素がアジア諸国の企業金融活動に与える影響をミクロレベルのデータを利用して計量分析を行った。分析結果によれば、これらの要素はフォーマルな制度が劣弱であるときにそれを代替する機能を持っているが、フォーマルな制度が近代化され強化されると共にその影響力が弱まったことが観察された。
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一橋経済学
巻: 5巻 ページ: 101-128