研究課題
基盤研究(C)
本研究では、グローバル・リバランスの調整メカニズムについて定量的に分析し、新たな国際政策協調の実行可能性について検証した。最大の成果は、グローバル・インバランスの中心となる米国の対外不均衡のダイナミズムを定量的に精緻に検証したことである。この検証によって2000年以降、構造的要因及び循環的要因では説明できない「その他要因」が重要なファクターとなっていることが明らかにされた。そしてこの「その他要因」こそが、昨今の世界金融危機と深くつながっている点も明らかにした。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (7件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)
Kobe Economic Review
巻: Vol.57 ページ: 13-38
The Japanese Economic Review
巻: Vol.62. No.2 ページ: 215-247
経済分析
巻: 第181巻 ページ: 46-77
経済学研究年報
巻: Vol.55 ページ: 65-86
Economic Bulletin
巻: Vol.29-2 ページ: 1443-1458
フィナンシャル・レヴュー
巻: 第95巻 ページ: 93-118
国民経済雑誌
巻: 第200巻第2号 ページ: 1-21