研究課題
基盤研究(C)
本研究は, 世界経済のグローバル時代における国際金融センターの形成を総合的な視点から比較し, 国際金融市場から国際金融センターへの発展過程を析出する。その際, 覇権的な国際金融センターとしての地位を占めた,(1)第一次大戦前の国際金本位制下のロンドン,(2)戦間期の「再建金本位制」下のニューヨーク,(3)第二次大戦後のユーロ・ダラーのオフ・ショア市場としてのロンドン, を索出して比較する。あわせて, 金融産業の肥大化による「金融資本主義」が与えるマクロ経済への影響に着目する。
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TASC Monthly
巻: 405 ページ: 8-14