研究課題
基盤研究(C)
ソヴェト農業集団化(1929-1932)において、農民への弾圧や共同体の破壊に見られるように、ソ連共産党は強い反農民的特質をあらわした。その社会経済的前提は、それに先立つ1920年代の歴史的過程に求めることができる。当時、都市と農村の著しい社会経済的懸隔は時代の最大の問題であり、そのなかで、農村のコムニストとコムソモール員は、勤労的な農民の価値を否定し、非農業的な職業を志向する強い傾向をもっていた。
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経済学論集
巻: 77巻4号 ページ: 2-49
20世紀ロシアの農村世界
ページ: 193-241
スターリニズム史:総括と研究の諸問題
ページ: 495-527
19世紀末-21世紀初頭における国家権力と農民:学術論文集
ページ: 235-239