研究課題
基盤研究(C)
18世紀末以降にロシア政府の誘致によりヴォルガ地方に入植したドイツ人移民は、19世紀後半以降、そのかなりの数がドイツおよび南北アメリカ大陸に移住した。本研究では、当初彼らに与えられた特権が奪われた1870年代以降、ロシア化政策、反ドイツ主義、社会主義革命、飢饉、農業集団化、そして第二次大戦後のペレストロイカ・ソ連崩壊のなかでおこった上記の国外移住の時期、理由、量的推移、仲介団体、移住先、経済生活等を明らかにした。
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「越境」世界の諸相:歴史と現在(早稲田大学現代政治経済研究所研究叢書)
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Proceedings of a conference sponsored by the Center for Volga German Studies at Concordia University and presented in conjunction with the Annual Convention of the American Historical Society of Germans from Russia