研究課題
基盤研究(C)
本研究は、日本では、米国やEUに比較して少数株主の法的保護が不十分であることに着目し、特に大株主と少数株主の利益相反が生じやすい経営支配権取引(M & A)において少数株主が不利な取り扱いを受けていないかを実証分析により検証している。分析結果は、日本のM & Aには強圧的二段階買収の性格を持つものが多いこと、最近の会社法改正等が問題緩和に貢献しているが、不十分な部分も残り、改善の必要があることを示した。
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Corporate Ownership & Control
巻: 8 ページ: 406-416
Pacific-Basin Finance Journal
巻: 18巻 ページ: 494-508