研究課題/領域番号 |
21530408
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
丹沢 安治 中央大学, 総合政策学部, 教授 (00146953)
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研究分担者 |
久保 知一 中央大学, 商学部, 准教授 (40376843)
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キーワード | 産業クラスター / 産業集積 / ガバナンス / 取引費用 / 地域間競争 / オフショアリング / BPO / 新興国市場 |
研究概要 |
平成21年度は、6回の研究会、5回にわたる国外・国内調査(国外2回)、2回の講演、1回の学会報告を行った。以下時系列的に報告する。 4月27日には、研究代表者、分担者・連携研究者が一堂に集まり、代表が研究テーマについて解題を行うとともに、一年間の研究の進め方について打ち合わせをした。5月27日には、「アカデミックベンチャーの創出と現状-独立行政法人産業技術総合研究所の事例-」、7月6日(月)には、「中国から見たインド:中国とインドの比較」、7月21日(火)には、「産業革新の源泉:シリコンバレーのイノベーション・エコシステム」の研究会を開催した。この間、6月24目には、アジアITビジネス研究会にて研究代表が「デジタル家電企業の競争モデル」について講演を行い、さらに8月23-28日には、中国西安市にてソフトウェアのオフショア開発企業に対して調査を行い、10月27日には、YKK(東京)にて中東における事業展開をテーマにヒヤリング調査を行った。11月3日-5日には、沖縄におけるIT関連企業の調査を「ニアショアの発展」として行い、11月30日には、西安における調査結果を報告する研究会を開催した。12月9日には、インドにおけるITオフショア事業、BPOについて研究会を開催した。2010年2月3日-6日には復旦大学において「長江周辺の情報産業の実態」について研究会を開催するとともに、再び上海近辺のIT企業に対する調査を行った。2月22日から24日までは札幌市におけるIT産業に対し、「ニアショア事業の展開」として調査を行った。最後に3月24日には、沖縄調査の成果を沖縄県庁主催のシンポジウムにて研究代表者が「ニアショアの可能性」について講演し、3月27日には、進化経済学会において、丹沢、久保両名がそれぞれ報告を行った。
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