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2012 年度 実績報告書

海外日系企業におけるローカルマネジャーの適応スキルと習得方法

研究課題

研究課題/領域番号 21530415
研究機関国際大学

研究代表者

山崎 佳孝  国際大学, 国際経営学研究科, 教授 (50387312)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワードスキル / コンピテンシー / ローカルマネジャー / 学習方法 / 海外日系企業 / アジア
研究概要

本調査の目的は、アジアに拠点を置く日系企業のローカルマネジャーが、海外日系企業に適応し高業績の結果をだすためのスキル、所謂コンピテンシーを見出すことにある。さらにその過程で、日本を含めたアジア地域におけるローカルマネジャーのスキルやコンピテンシー、習得方法を比較研究し、適応スキルのコンピテンシーモデルを構築することにある。本調査の目的を達成させるために、インタビューを主体とした質的分析手法による調査を実施した。サンプルは、アジアを中心にビジネスを展開している日系企業の協力を得て、日本、中国、香港、マレーシア、タイにて働く合計267名のローカルマネジャーである。さらに、日本(210名)とタイ(188名)の従業員にアンケート調査を実施し、スキル習得における学習方法に焦点を当てた比較研究を行った。
研究成果は(1)国際大学研究所のワーキングペーパーによる研究論文の掲載と(2)国際学会における研究発表である。(1)ワーキングペーパーの研究論文は、コンピテンシーに関するアジア5地域の比較研究論文である。本論文の意義として、先ず日系多国籍企業で働くローカルマネジャーが、日本、中国、香港、マレーシア、タイのそれぞれの国で、彼ら自ら必要としているスキル・コンピテンシーを理解することができた点にある。次に、共通のスキル・コンピテンシーに着目し、次元の異なる2つのコンピテンシーモデルを構築したことである。(2)国際学会発表の論文は、学習方法に焦点を当てた日本とタイの比較研究論文である。過去にアジア地域において日本、中国、マレーシアの学習方法の比較研究はあるが、日本とタイの比較研究は稀有である。従って、本研究の意義として、日本とタイの違いを多角的な見地から学習方法の違いを明らかにすることができた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] A qualitative approach to exploring competencies among host country national managers in Japanese MNCs2013

    • 著者名/発表者名
      Yoshitaka Yamazaki
    • 雑誌名

      国際大学研究所ワーキングペーパー

      巻: EMS-2013-04 ページ: 1-49

  • [学会発表] Multiple approaches to understand learning styles across nationals: a comparison between the Japanese and Thai workforces of Japanese MNCs2012

    • 著者名/発表者名
      Yoshitaka Yamazaki
    • 学会等名
      The 12th Annual Hawaii International Conference on Business
    • 発表場所
      Honolulu, Hawaii, USA
    • 年月日
      20120524-20120527
  • [備考] 国際大学、Economics & Management Series

    • URL

      http://www.iuj.ac.jp/research/outputs/economics.cfm

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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