研究概要 |
本研究は、アジア最大のCSR会議を主催するAsian Institute Management(AIM 比・マニラ)と協働で、アジアCSR大賞エントリーのデータをもとに、アジアCSR事例のデーターベースの作成をおこなう。また、平和のためのCSR事例研究をもとにテキストを作成することを目的とする。 23年度は、フィリピンからAIMのCSR関係者2名、台湾、アメリカデンバー大の教員の4名で,ビジネス教育に関する国際学会での発表と、同志社大学での国際セミナーを開催した。また、グローバルコンパクトの日中韓ラウンドテーブルにもチェアーとして招待された。 23年度は、その他国際学会での発表が決まっていたものの、それらを極力セーブして、当初の計画どうり、研究のまとめを行った。欧米の学術出版社からの出版は、原稿を渡してから、6ヶ月~2年はかかる。よって、研究発表の欄には書けないが、出版予定は以下が著名な学術出版社からの図書。データベースは翻訳を終え、公開のための試運転を行っている。 (1)Mari Kondo(2012).The Inequality Trap and Globalization:An Ethnography of Philippine Capitalism.Palgrave Macmillan.(2)Mari Kondo(2013).The Philippines.In Michael A.Witt and Gordon Redding(Eds.),The Oxford Handbook of Asian Business Systems.Oxford University Press.(3)Mari Kondo(2013).The Philippines CSR:Community Relations of an“Inequality Trapped”Society.In Kyoko Fukukawa(Ed.),Corporate Social Responsibility and Local Community in Asia.Routledge.(4)Mari Kondo(2013).Management in the Philippines.In Harukiyo Hasegawa&Carlos Noronha(Eds.),Asian Business & Management:Theory,Practice and Perspectives,Second Edition.New York;Palgrave Macmillan.他。
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