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2010 年度 実績報告書

収益を追求する日本製薬企業の研究プロセスと開発プロセスにおける投資規模効果の分析

研究課題

研究課題/領域番号 21530430
研究機関富山高等専門学校

研究代表者

宮重 徹也  富山高等専門学校, 専攻科, 准教授 (70332012)

研究分担者 藤井 敦  北九州市立大学, 経済学部, 准教授 (00326456)
キーワード技術経営 / 研究開発 / 製薬企業
研究概要

本研究では、日本の製薬企業を研究対象として、ブロック・バスターの研究開発が、研究と開発という2つのプロセスに分離していることを示したうえで、それぞれのプロセスにおける研究開発投資の規模の効果を分析している。
本年度は、以下の4点について、本研究を推進した。
1.統計手法の改善と分析データの追加収集
統計手法の改善とともに、その改善に必要となる追加データを収集した。
2.事例分析資料の収集
研究プロセスと開発プロセスを担当する企業が、研究開発投資規模の観点から分離する傾向にあることを示す事例分析資料を収集した。
3.研究打ち合わせ
改善した統計分析の結果、事例分析の資料、を踏まえて、本研究の途中成果をまとめるため、研究代表者と研究分担者で研究打ち合わせを行った。
4.途中成果の研究報告
取りまとめた本研究の途中成果に関して、国際会議での研究報告を行った。途中成果の概要は以下の通りである。
同時方程式体系にて統計分析を行った結果、研究プロセスでは研究開発投資の規模の不経済が見られる一方、開発プロセスでは規模の経済が見られた。また、研究プロセスの成果は開発プロセスの成果に対して有意な影響を及ぼしていないことも明らかとなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Are Research and Development Processes Independent in the Japanese Pharmaceutical R & D2010

    • 著者名/発表者名
      宮重徹也・藤井敦
    • 学会等名
      The 14th World Multi-Conference on Systemics, Cybernetics and Informations
    • 発表場所
      Rosen Centre Hotel, Orlando, Florida, USA
    • 年月日
      2010-07-30

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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