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2012 年度 実績報告書

電子マネーを活用した地域商業活性化戦略の実証的構築

研究課題

研究課題/領域番号 21530444
研究機関東京都市大学

研究代表者

渡部 和雄  東京都市大学, 環境情報学部, 教授 (90244532)

研究分担者 岩崎 邦彦  静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (40315213)
研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワード電子マネー / 商学 / 経営学 / 地域商業 / 商業活性化
研究概要

1.電子マネーを活用した地域の商店街、商店の活性化事例の調査(渡部、岩崎) 横須賀市や高松市、長崎市など各地で実施されつつある電子マネーを中心とした地域商業活性化について、目的や組織体制、効果、課題などを商店街組合にインタビューしたり、実地調査したりした。そして、各事例についてまとめると共に、共通点を探った。
2.電子マネーを活用した地域商業の活性化戦略の構築(渡部、岩崎) 前年度までの研究成果を総合した上で、最終目的を達成するための追加調査、分析、考察を行った。そして、地域の買い物環境や消費者の意識を反映している、電子マネーを活用した地域商業の活性化戦略を構築し、論文としてまとめた。調査対象とした特定の地域に特化した戦略ではなく、類似した状況にある地域に共通に適用できる戦略を構築した。
3.関東地方における消費者の電子マネー利用状況や意識についての調査(渡部、岩崎) 本調査により、電子マネーの利便性に対する評価が高い消費者は電子マネーを利用する場合が多いことが統計的に明らかとなった。一方で、初めから電子マネーは生活に不要と考えている消費者もいることがわかったので、電子マネーへの理解をしてもらうなど、その意識を緩和する方策を示した。
4.研究成果の発表、発信(渡部、岩崎) 得られた成果について論文としてまとめ、学会論文誌に投稿した。投稿論文は審査を通過し、採択された。これにより、本研究であげることができた成果について、積極的に社会へ情報発信することができた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 電子マネーの普及要因と普及促進策 --関東地方7 地域における消費者調査に基づいて2013

    • 著者名/発表者名
      渡部和雄
    • 雑誌名

      情報処理学会論文誌

      巻: 54 ページ: 1-12

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 電子マネー普及に関するシミュレーションモデルの構築2013

    • 著者名/発表者名
      梅原英一
    • 雑誌名

      情報メディアジャーナル

      巻: 14 ページ: 84-92

  • [雑誌論文] 病院マーケティングの基礎の取り組み2012

    • 著者名/発表者名
      岩崎邦彦
    • 雑誌名

      社会保険旬報

      巻: Vol.2511 ページ: 34-40

  • [雑誌論文] 小さな企業に吹く追い風と、それを捉える3つの戦略2012

    • 著者名/発表者名
      岩崎邦彦
    • 雑誌名

      商業界

      巻: 65 ページ: 72-78

  • [図書] 小が大を超えるマーケティングの法則2012

    • 著者名/発表者名
      岩崎邦彦
    • 総ページ数
      246
    • 出版者
      日本経済新聞出版社
  • [図書] 新版 食糧・農産物流通論2012

    • 著者名/発表者名
      藤島廣二
    • 総ページ数
      198
    • 出版者
      筑波書房

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公開日: 2014-07-24  

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