金融商品市場における投資リスク情報の保証効果に関する比較制度論的・実証的研究

2011 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21530486
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 会計学
• 研究機関: 関西大学
• 研究代表者: 松本 祥尚 関西大学, 会計研究科, 教授 (30219521)
• 研究期間 (年度): 2009 – 2011
• キーワード: 監査 / 格付け / 保証 / リスク / 監査報告 / 損害賠償 / 証券市場 / 監査機能

研究概要

金融商品のリスクや不確実性の程度を明らかとするために、各国では制度的に格付け情報や監査情報等のさまざまな保証情報が存在する。これらのリスク関連情報が、(1)金融商品取引を誘引するに際しての役割、(2)リスクの顕在化である損害発生に対するリスク関連情報(保証情報)の効果、(3)開示が望ましいリスクに関連する保証情報の内容と特性及び保証水準について、国際的な制度比較と実証的に明らかにしようと試みた。

研究成果

• [雑誌論文] 職業的懐疑心の発現とその規制 (2011)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 雑誌名: 會計 巻: 179 ページ: 1-15
• [雑誌論文] 特集21世紀の会計・監査10年の軌跡保証水準と監査人の役割と責任 (2011)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 雑誌名: 企業会計 巻: 64 ページ: 79-84
• [雑誌論文] The Dual Audit System for Joint Stock Companies in Japan (2010)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚・G. J. Previts
  • 雑誌名: Accounting, Business & Financial History 巻: 20 ページ: 317-326
  • 査読あり
• [雑誌論文] 監査業務における指導機能の独立性侵害可能性 (2010)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 雑誌名: 現代監査 巻: 20 ページ: 44-53
• [雑誌論文] 監査人の独立性について考える (2009)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 雑誌名: 近畿CPAニュース 巻: 603 ページ: 9-11
• [雑誌論文] 監査過程における重要性の操作化 (2009)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 雑誌名: 商経学叢 巻: 56 ページ: 135-146
• [雑誌論文] わが国における内部監査の意義とその方向性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 松本好尚
  • 雑誌名: 現代監査 巻: 19 ページ: 36-42
• [学会発表] 経営環境の変化と会計の変革-職業的懐疑心の発現と規制- (2010)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 学会等名: 日本会計研究学会第69全国大会
  • 発表場所: 東洋大学
  • 年月日: 20100909-10
• [学会発表] 会計不正判決に関するシンポジウム-監査人の民事責任について- (2010)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 学会等名: 日本公認会計士協会近畿会・大阪弁護士会
  • 発表場所: 大阪弁護士会館
  • 年月日: 2010-06-26
• [学会発表] Professional Auditors in Japan-Japanese Accounting History in the Interwar Period- (2009)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚・G. J. Previts
  • 学会等名: Accounting, Business & Financial History Workshop
  • 発表場所: 神戸大学
  • 年月日: 2009-10-27
• [図書] 体系現代会計学第7巻会計監査と企業統治 (2011)
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 総ページ数: 51-86
  • 出版者: 中央経済社
• [図書] 国際監査基準の完全解説
  • 著者名/発表者名: 松本祥尚
  • 総ページ数: 651
  • 出版者: 中央経済社