研究課題
基盤研究(C)
本研究では、日本の近代化過程を、動員(労働動員および軍事動員)という観点から捉える。そうすることにより、近代化の負の価値を含む側面(戦争や植民地など)と近代化によって獲得された望ましい価値(経済発展や民主主義、人権など)とを、一貫した論理のもとに把握することを目的としている。そのため、本研究課題では、第二次世界大戦(アジア太平洋戦争)中の、植民地朝鮮から日本への労働動員に焦点を当てた調査研究を行った。その結果、戦時植民地動員は、単なる暴力的支配とは異なる、統治合理性に支配されていると考えた方がよいという結論を得た。
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長崎ウエスレヤン大学地域総合研究所紀要
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長崎ウエスレヤン大学現代社会学部紀要
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理論と動態(社会理論・動態研究所)
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