研究課題/領域番号 |
21530513
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
藤林 泰 埼玉大学, 教育機構, 教授 (80292639)
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研究分担者 |
市橋 秀夫 埼玉大学, 教養学部, 教授 (70282415)
平井 一臣 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (00199027)
木原 滋哉 呉工業高等専門学校, 教授 (20259922)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | 社会問題 / 社会運動 |
研究概要 |
本研究では、以下の事例を対象とした。 市民運動=ベ平連運動(福岡・広島・岩国) 住民運動=志布志湾開発反対運動(鹿児島県)・広田湾埋め立て反対運動(岩手県)・金武湾CTS反対闘争(沖縄県)・伊達火力発電所建設反対運動(北海道) これらの事例について、文書資料(新たに発掘した資料を含む)とオーラルヒストリーによって得た資料の両面から考察することで、多くの運動において以下の特質が存在することを明らかにした。 前史あるいは母体となった運動体/ネットワーク/コミュニティが存在した。 他の運動体との連携が、研究者、教員、医師、地域の名望家などの個人/サブ・ネットワーク/サブ・コミュニティによって構築され、維持されていた。 上記(1)・(2)の時間的・空間的連携がそれぞれの運動の主張や手法に影響を与えた。
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