研究課題
基盤研究(C)
診療過程で生じた予期せぬ不幸な転帰が医療被害と認識されるかどうかは、社会的な相互作用の結果である。この認定において最終的な要因のうち最大のものは訴訟の成否である。近年、検察が刑事訴追し、あるいは本人ないし家族が提訴した重要な事件について提訴側の敗訴事例が続いた。影響を与えたのは医療側の対抗クレイムの成功だと思われ、とりわけインターネットの発展が被害者による医療過誤事件の構築を困難にしている。
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保健医療社会学論集
巻: 第23巻第1号(掲載予定)
奈良女子大学社会学論集
巻: 第17号 ページ: 133-152