研究課題
基盤研究(C)
経済のグローバル化が急速に進展した1990年代以降の、韓国の就業体制と労働の非正規化の実態を、日本との比較を通して浮き彫りにした。法・制度及び労働組合の保護からの排除というインフォーマリティ概念を用いることで、韓国の非正規労働者が日本よりインフォーマルな性格が強く、70年代の高度経済成長期に形成された都市下層と連続性を持つことが明らかになった。さらに、韓国の非正規雇用に埋め込まれたジェンダー構造を検証した。
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大原社会問題研究所雑誌
巻: No.632 ページ: 18-39