研究課題
基盤研究(C)
本研究は第二次大戦後の日産自動車を対象に、企業の人員体制の確立過程を検討し、次の二点を明らかにした。一つは、1949年のドッジ・ラインを契機とした人員整理においては左派活動家と女性の排除が行われたことである。第二に、1940年代末において臨時工が登場してくるが、これに対して労働組合は非組合員化という方針で臨んだことが、その後経営側による臨時工の積極的活用を促すことになったことである。
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香川大学経済論叢
巻: 84巻1号 ページ: 45-73
巻: 83巻1・2号 ページ: 123-137
大原社会問題研究所雑誌
巻: 621号 ページ: 1-19
http://myoshida.main.jp/zenji/