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2010 年度 実績報告書

医療ソーシャルワーカーのコンピテンス変容過程の質的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21530614
研究機関立正大学

研究代表者

保正 友子  立正大学, 社会福祉学部, 准教授 (80299859)

キーワード医療ソーシャルワーカー / コンピテンス / 変容過程 / 修正版ズラウンデッド・セオリー / 新人期 / 中堅期 / ベテラン期
研究概要

本研究では、医療ソーシャルワーカーを対象とし、自身のコンピテンス変容過程についてインタビューを行い、修正版グラウンデッド・セオリーを用いて分析し、新人からベテランに至るまでのコンピテンスの変容過程と、そこに存在するコンピテンスの変容の契機を明らかにすることを目的としている。一個人の努力に留まらず、ソーシャルワーカー全体を視野に入れたコンピテンス向上を支援するシステムを形成するためには、新人からベテランに至るまでのコンピテンス変容過程と変容契機は何かを明らかにする作業は欠かせないものであり、それに依拠してはじめて効果的な支援システムの検討が可能になると考えたためである。
平成22年度は7人のベテラン及び、4人の中堅医療ソーシャルワーカーに対して、半構造化面接調査を行った。そこでは、新人期とベテラン期の実践にはどのような違いがあるのか、違いがあるとすればどのようなケースに違いがみられて何がその契機になっているのか、現在どのような医療ソーシャルワーク観を持っているのかについてデータ収集を行った。そして、修正版グラウンデッド・セオリーで分析を行い、新人期から中堅期に移行するにあたってのコンピテンスの変容とそれを促す契機を明らかにし、日本社会福祉学会で口頭発表を行った。さらに、その結果に基づき論文を執筆し、現在投稿中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 医療ソーシャルワーカーの実践能力獲得過程~新人期から中堅期に至るプロセスの質的分析~2010

    • 著者名/発表者名
      保正友子
    • 学会等名
      日本社会福祉学会第58回秋季大会
    • 発表場所
      日本福祉大学
    • 年月日
      2010-10-10

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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